55PM054|第55回 視能訓練士国家試験 過去問
頭位異常を示さない疾患はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
頭位異常を示さない病態を問う問題です。
解説
恒常性外斜視では、常に一方の眼が抑制されていて融像していないため、頭位を変えても得られるものがなく、代償頭位をとりません。
眼位性眼振(静止位を使う)、上斜筋麻痺(健側への頭部傾斜)、Brown症候群(顎上げ・顔回し)、眼振阻止症候群(輻湊で眼振を抑えるための顔回し)は、いずれも代償頭位をとります。
選択肢の確認
1.眼位性眼振
誤り。眼位性眼振では静止位を使うため頭位異常をとる。
2.上斜筋麻痺
誤り。上斜筋麻痺では健側への頭部傾斜をとる。
3.恒常性外斜視
正しい。恒常性外斜視では融像していないため代償頭位をとらない。
4.Brown 症候群
誤り。Brown症候群では顎上げや顔回しをとる。
5.眼振阻止症候群
誤り。眼振阻止症候群では顔回しをとる。
覚えるポイント
- 代償頭位=複視の回避、眼振の減弱、視力の向上のためにとられる。
- 融像していない(恒常性斜視・抑制がある)と頭位異常は生じない。
- 顔回し=水平方向、顎上げ・下げ=上下方向、頭部傾斜=回旋・上下の代償。