52PM067|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
9歳の女児。乳児期からの眼の揺れと動揺する頭位異常を主訴に来院した。正面位で数分間にわたって、両眼開放下で記録した水平誘導の電気眼振図〈ENG〉(別冊 No. 6)を別に示す。診断名はどれか。

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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
電気眼振図から眼振の型を判定する図問題です。
解説
正面位で数分間にわたって記録し、眼振の方向が周期的に反転していれば周期交代性眼振です。数分単位で右向き→中間期→左向き→中間期と繰り返し、それに合わせて頭位も動揺して変化します。
潜伏眼振は片眼遮閉で出現、顕性潜伏眼振は両眼開放でも出るが方向は一定、解離性眼振は左右で振幅が異なり、注視方向性眼振は注視方向で方向が決まるものです。
選択肢の確認
1.解離性眼振
誤り。解離性眼振は左右で振幅や方向が異なるものである。
2.顕性潜伏眼振
誤り。顕性潜伏眼振では眼振の方向は固視眼により決まり周期的に反転しない。
3.周期交代性眼振
正しい。眼振の方向が周期的に反転する周期交代性眼振である。
4.潜伏眼振
誤り。潜伏眼振は片眼遮閉により出現する。
5.注視方向性眼振
誤り。注視方向性眼振は注視方向により方向が決まる。
覚えるポイント
- 周期交代性眼振=数分周期で方向が反転し、静止位も移動する。頭位も動揺する。
- 先天性と後天性(小脳虫部の障害)がある。
- 治療=バクロフェン(後天性)、Kestenbaum法(先天性で静止位の滞在時間が長い場合)。