48AM051第48回 視能訓練士国家試験 過去問

眼位検査で遠見35 Δの外方偏位が観察された症例において、視力は右1.2(矯正不能)、左1.2(矯正不能)。両眼開放下での眼位は斜位で視力は0.2 であった。治療として正しいのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

外斜位に伴う斜位近視の症例で、適切な治療を選ぶ問題です。

解説

矯正視力は左右とも1.2なのに、両眼開放下では0.2まで下がっています。これは35Δという大きな外方偏位を融像で代償するために過剰な輻湊が働き、それに連動した調節で近視化する斜位近視の状態です。

偏位量が大きく、訓練やプリズムでは代償しきれないため、斜視手術により偏位そのものを減らすことが適切です。矯正眼鏡や視力増強訓練では原因が解決しません。

選択肢の確認

1.斜視手術
正しい。35Δの大きな外方偏位に対しては斜視手術が適切である。

2.輻湊訓練
誤り。偏位量が大きく輻湊訓練だけでは代償できない。

3.矯正眼鏡処方
誤り。矯正視力は良好であり、屈折矯正では解決しない。

4.視力増強訓練
誤り。単眼の矯正視力は1.2で弱視ではない。

5.抑制除去訓練
誤り。抑制ではなく過剰輻湊が問題である。

覚えるポイント

  • 斜位近視=外斜位を代償する過剰輻湊→調節→近視化。
  • 両眼開放時に視力が下がるのが特徴的な所見。
  • 偏位が大きければ手術、小さければプリズム・訓練。

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