56PM037|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
大型弱視鏡を用いて屈折矯正した状態で他覚的斜視角を測定すると2 Δ外方偏位、-2.00 D のレンズを付加すると10 Δ内方偏位であった。 AC/A 比〔Δ/D〕はどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
5
この問題のポイント
レンズ勾配法でAC/A比を求める問題です。
解説
AC/A比は眼位の変化量[Δ] ÷ 付加レンズ度数[D]で求めます。外方偏位を負、内方偏位を正とすると、−2Δから+10Δへ、すなわち12Δの変化が生じています。
付加した凹レンズは2.00 Dなので、AC/A = 12 ÷ 2 = 6 Δ/D となります。正常値は3〜5 Δ/Dなので、やや高値です。
選択肢の確認
1.2
誤り。2 Δ/Dでは変化量4Δに相当する。
2.3
誤り。3 Δ/Dでは変化量6Δに相当する。
3.4
誤り。4 Δ/Dでは変化量8Δに相当する。
4.5
誤り。5 Δ/Dでは変化量10Δに相当する。
5.6
正しい。12Δの変化を2.00 Dで割り6 Δ/Dとなる。
覚えるポイント
- レンズ勾配法=眼位変化量[Δ]/付加レンズ度数[D]。正常3〜5 Δ/D。
- 凹レンズ付加=調節が働き内方へ。凸レンズ付加=調節が緩み外方へ。
- 外斜視は負、内斜視は正として計算する。