48AM052|第48回 視能訓練士国家試験 過去問
不同視弱視と微小斜視弱視の鑑別に有効な検査はどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: 1・4
正答
1、4
この問題のポイント
不同視弱視と微小斜視弱視を鑑別する検査を問う問題です。
解説
微小斜視弱視には中心窩抑制暗点と偏心固視があるのに対し、純粋な不同視弱視では中心固視が保たれ中心窩抑制暗点もありません。
したがって、固視検査(ビズスコープで中心固視か偏心固視かを判定)と、4Δ基底外方試験(中心窩抑制暗点の検出)が鑑別に有効です。大型弱視鏡検査・近見視力検査・プリズム順応試験では鑑別できません。
選択肢の確認
1.固視検査
正しい。固視検査で偏心固視の有無を判定できる。
2.大型弱視鏡検査
誤り。大型弱視鏡検査では両者の鑑別はできない。
3.近見視力検査
誤り。近見視力検査では両者の鑑別はできない。
4.4Δ基底外方試験
正しい。4Δ基底外方試験で中心窩抑制暗点の有無を判定できる。
5.prism adaptation test
誤り。プリズム順応試験は手術方針の検討に用いる。
覚えるポイント
- 微小斜視弱視=10Δ以下の斜視+中心窩抑制暗点+偏心固視。
- 不同視弱視=中心固視が保たれ、抑制暗点はない。
- 両者は合併することも多い(不同視を伴う微小斜視弱視)。