50PM043|第50回 視能訓練士国家試験 過去問
障害を残さず治癒するのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
瘢痕を残さず治癒する角膜病変を問う問題です。
解説
表層角膜炎は角膜上皮にとどまる障害です。上皮は基底細胞と輪部の幹細胞から再生するため、瘢痕を残さず治癒します。点状表層角膜症(SPK)が代表です。
角膜潰瘍・角膜実質炎・穿孔性角膜裂傷は実質に及ぶため混濁(瘢痕)を残し、角膜内皮炎は再生しない内皮を減少させて水疱性角膜症の原因になります。
選択肢の確認
1.角膜潰瘍
誤り。角膜潰瘍は実質に及び瘢痕を残す。
2.角膜実質炎
誤り。角膜実質炎は実質混濁を残す。
3.角膜内皮炎
誤り。角膜内皮炎は内皮細胞を減少させ不可逆的な障害を残す。
4.表層角膜炎
正しい。表層角膜炎は上皮にとどまり瘢痕を残さず治癒する。
5.穿孔性角膜裂傷
誤り。穿孔性角膜裂傷は瘢痕を残す。
覚えるポイント
- 再生する=角膜上皮のみ。Bowman膜・実質・内皮は再生しない。
- 上皮にとどまる障害=瘢痕を残さない。実質に及ぶと混濁を残す。
- 輪部の幹細胞が失われると上皮の再生も損なわれる(上皮幹細胞疲弊症)。