50PM044|第50回 視能訓練士国家試験 過去問
先天白内障で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
先天白内障の予後と治療方針を問う問題です。
解説
片眼性の先天白内障は両眼性より視力予後が不良です。健眼が優位に働くため患眼が強い形態覚遮断弱視に陥り、両眼の競合も加わるためです。生後早期(数週以内)の手術と、術後の徹底した健眼遮閉が必要になります。
遺伝形式は常染色体顕性が主、原因ウイルスは風疹、手術は検査ができる年齢を待たず早期に行い、術後の屈折矯正はできるだけ早く(術直後から)開始します。
選択肢の確認
1.伴性劣性遺伝が主因である。
誤り。常染色体顕性遺伝が主である。
2.原因として麻疹ウイルスがある。
誤り。原因となるのは風疹ウイルスである。
3.片眼性の視力予後は両眼性より不良である。
正しい。片眼性の視力予後は両眼性より不良である。
4.十分に検査ができる年齢を待って手術を行う。
誤り。検査ができる年齢を待たず生後早期に手術する。
5.術後屈折矯正は炎症が治まる3か月以降に行う。
誤り。術後の屈折矯正はできるだけ早期に開始する。
覚えるポイント
- 先天白内障=形態覚遮断弱視。片眼性のほうが予後不良。
- 手術は生後6〜8週以内が望ましい。術後は健眼遮閉を徹底する。
- 先天風疹症候群=白内障・難聴・心疾患・緑内障・網膜症。