52AM052|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
高度な片眼先天白内障で弱視を防ぐための手術を行うべき時期として適切なのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
高度な片眼先天白内障の手術時期を問う問題です。
解説
片眼性の高度な先天白内障は、健眼が優位に働くため最も強い形態覚遮断弱視に陥ります。視覚の感受性が最も高い時期を逃さないよう、生後8週間(6〜8週)以内の手術が推奨されます。
手術が遅れるほど視力予後は不良になります。術後も無水晶体眼の屈折矯正(コンタクトレンズ)と徹底した健眼遮閉を続ける必要があります。
選択肢の確認
1.生後8週間以内
正しい。生後8週間以内の早期手術が推奨される。
2.生後4〜6か月
誤り。生後4〜6か月では感受性の高い時期を逸してしまう。
3.生後12〜18 か月
誤り。生後12〜18か月では遅すぎる。
4.2〜3歳
誤り。2〜3歳では視力予後が著しく不良となる。
5.5〜6歳
誤り。5〜6歳では感受性期をほぼ過ぎている。
覚えるポイント
- 片眼性の先天白内障は生後6〜8週以内、両眼性は生後10週以内が目安。
- 術後は無水晶体眼の屈折矯正(コンタクトレンズ)と健眼遮閉を徹底する。
- 片眼性のほうが両眼性より予後が悪い(両眼の競合が加わるため)。