52PM040第52回 視能訓練士国家試験 過去問

調節異常について誤っているのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

調節異常の病態を問う問題です。

解説

調節けいれんでは毛様体筋が過度に収縮し続けるため、水晶体が厚いままになって近視化します。その結果、近点は近づき(短縮し)、遠方が見えにくくなります。したがって「近点が延長する」は誤りです。

過度なVDT作業での毛様体筋の緊張亢進、調節不全による眼精疲労、調節麻痺が副交感神経の障害であること、老視での水晶体の弾性低下は、いずれも正しい記述です。

選択肢の確認

1.過度なVDT 作業では毛様体筋の緊張が亢進する。
誤り。過度なVDT作業で毛様体筋の緊張が亢進するという記述は正しい。

2.調節けいれんでは近点が延長する。
正しい。調節けいれんでは近視化により近点は短縮する。

3.調節不全は眼精疲労の原因となる。
誤り。調節不全が眼精疲労の原因となるという記述は正しい。

4.調節麻痺は副交感神経の障害である。
誤り。調節麻痺が副交感神経の障害であるという記述は正しい。

5.老視では水晶体の弾性が低下する。
誤り。老視で水晶体の弾性が低下するという記述は正しい。

覚えるポイント

  • 調節けいれん=近視化・近点短縮・遠方視力低下。若年者のVDT作業で生じやすい。
  • 調節麻痺=遠視化・近点延長。副交感神経(動眼神経)の障害。
  • 調節不全=調節力が年齢の割に低い。眼精疲労の原因となる。

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