52PM039|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
暗所で瞳孔不同が著明になる疾患はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
暗所で瞳孔不同が著明になる疾患を問う問題です。
解説
Horner症候群では、交感神経の障害により暗所で瞳孔が十分に散大しないため、暗所で瞳孔不同が著明になります。健眼は暗所で大きく開くのに、患眼は開きが遅く小さいままにとどまるのです(dilation lag)。
外傷性散瞳・Adie症候群・動眼神経麻痺は副交感神経系の障害で明所で瞳孔不同が著明になり、有機リン中毒は両眼性の縮瞳です。
選択肢の確認
1.外傷性散瞳
誤り。外傷性散瞳では明所で瞳孔不同が著明になる。
2.Adie 症候群
誤り。Adie症候群では明所で瞳孔不同が著明になる。
3.動眼神経麻痺
誤り。動眼神経麻痺では明所で瞳孔不同が著明になる。
4.Horner 症候群
正しい。Horner症候群では暗所で瞳孔不同が著明になる。
5.有機リン中毒
誤り。有機リン中毒では両眼性の縮瞳となる。
覚えるポイント
- 暗所で著明=交感神経の障害(Horner症候群)。散瞳できない側が患眼。
- 明所で著明=副交感神経の障害(動眼神経麻痺、Adie症候群)。縮瞳できない側が患眼。
- dilation lag=Horner症候群で暗所への適応が遅れる現象。