53AM047|第53回 視能訓練士国家試験 過去問
対光反射が正常で、明室より暗室で瞳孔不同が顕著となるのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
暗室で瞳孔不同が顕著になる病態を問う問題です。
解説
Horner症候群では交感神経の障害により瞳孔散大筋が麻痺するので、暗所で瞳孔が十分に開かず、暗室で瞳孔不同が顕著になります(dilation lag)。求心路は正常なので対光反射は正常です。
視神経炎はRAPD(安静時の瞳孔径に左右差はない)、動眼神経麻痺と瞳孔緊張症は明室で不同が顕著、中脳背側症候群は光近反応解離を示します。
選択肢の確認
1.視神経炎
誤り。視神経炎ではRAPDがみられるが安静時の瞳孔径に左右差はない。
2.動眼神経麻痺
誤り。動眼神経麻痺では明室で瞳孔不同が顕著になる。
3.瞳孔緊張症
誤り。瞳孔緊張症では明室で瞳孔不同が顕著になる。
4.中脳背側症候群
誤り。中脳背側症候群では光近反応解離がみられる。
5.Horner 症候群
正しい。Horner症候群では暗室で瞳孔不同が顕著になり対光反射は正常である。
覚えるポイント
- 暗所で著明=交感神経の障害(Horner症候群)。散瞳できない側が患眼。
- 明所で著明=副交感神経の障害(動眼神経麻痺、Adie症候群)。
- Horner症候群=縮瞳+軽度眼瞼下垂+見かけの眼球陥凹+発汗低下。