45PM030第45回 視能訓練士国家試験 過去問

暗室で瞳孔不同が著明になる片眼性疾患はどれか。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

暗所で瞳孔不同が目立つ病態と、明所で目立つ病態を区別できるかを問う問題です。

解説

Horner症候群は交感神経障害により瞳孔散大筋が働かないため、暗所での散瞳が遅れ(dilation lag)、暗所で瞳孔不同が著明になります。眼瞼下垂(Müller筋麻痺)、眼球陥凹、同側顔面の発汗低下を伴います。

逆に、動眼神経麻痺やAdie症候群では患眼が散瞳しており、明所で瞳孔不同が明らかになります。顔面神経麻痺は瞳孔に影響しません。視神経炎はRAPD(相対的求心性瞳孔反応異常)を示しますが、瞳孔径そのものの左右差は生じません。

選択肢の確認

1.顔面神経麻痺
誤り。顔面神経麻痺は瞳孔径に影響しない。

2.視神経炎
誤り。視神経炎ではRAPDを示すが安静時の瞳孔径に左右差は生じない。

3.動眼神経麻痺
誤り。動眼神経麻痺では患眼が散瞳し、明所で不同が目立つ。

4.Adie 症候群
誤り。Adie症候群も患眼が散瞳し、明所で不同が目立つ。

5.Horner 症候群
正しい。Horner症候群は暗所での散瞳が遅れ、暗所で瞳孔不同が著明になる。

覚えるポイント

  • 暗所で目立つ=Horner症候群(散瞳できない)。
  • 明所で目立つ=動眼神経麻痺、Adie症候群(縮瞳できない)。
  • RAPDは瞳孔径の左右差ではなく、swinging flashlight testで検出する。

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