55AM065|第55回 視能訓練士国家試験 過去問
片眼性の弱視治療で正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 5
正答
5
この問題のポイント
片眼性弱視の治療における注意点を問う問題です。
解説
弱視は視力が改善した後も再発することがあります。とくに治療終了直後は後戻りしやすいので、視力が安定するまで定期的に経過をみる必要があります。
眼鏡装用は治療の基本で不要ではなく、遮閉は程度に応じた時間から開始(いきなり終日ではない)、健眼の弱視化(遮閉弱視)のリスクがあり、患児が嫌がっても説明と工夫で継続を図ります。
選択肢の確認
1.眼鏡装用は不要である。
誤り。完全屈折矯正眼鏡の装用は治療の基本である。
2.健眼終日遮閉から開始する。
誤り。弱視の程度と年齢に応じた遮閉時間から開始する。
3.健眼が弱視化するリスクはない。
誤り。過剰な遮閉により健眼が弱視化するリスクがある。
4.患児が嫌がれば健眼遮閉は行わない。
誤り。嫌がる場合も説明と工夫により継続を図る。
5.視力改善後も弱視の再発に注意する。
正しい。視力改善後も弱視の再発に注意する必要がある。
覚えるポイント
- 治療終了後も再発するため、視力が安定するまで定期的に経過をみる。
- 遮閉弱視=過剰な遮閉による健眼の弱視化。健眼の視力も確認する。
- アドヒアランスの維持が治療成績を左右する。