50PM060|第50回 視能訓練士国家試験 過去問
片眼性の弱視をきたすのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
片眼性の弱視をきたす病態を問う問題です。
解説
遠視性不同視では、屈折の強い側の眼だけが常にぼけた像を結び、脳がその眼の像を抑制するため、片眼性の不同視弱視が生じます。遠視性のほうが近視性より弱視になりやすく、2 D以上の差で危険が高まります。
先天眼振と異常3色覚は両眼性、間欠性外斜視は融像している時間があるため弱視になりにくく、屈折性調節性内斜視も交代性であれば弱視になりません。
選択肢の確認
1.先天眼振
誤り。先天眼振では両眼性の視力低下となる。
2.異常3色覚
誤り。異常3色覚は両眼性で弱視の原因にならない。
3.遠視性不同視
正しい。遠視性不同視は片眼性の不同視弱視をきたす。
4.間欠性外斜視
誤り。間欠性外斜視は融像している時間があり弱視になりにくい。
5.屈折性調節性内斜視
誤り。屈折性調節性内斜視で交代性であれば弱視にならない。
覚えるポイント
- 不同視弱視=遠視性で2 D以上、乱視で1.5 D以上の差が危険因子。
- 近視性不同視では近方視で弱い側の眼を使うため弱視になりにくい。
- 治療=完全屈折矯正+健眼遮閉。