55AM066|第55回 視能訓練士国家試験 過去問
68 歳の男性。数日前からの複視と左眼の眼瞼下垂を主訴に来院した。9 方向むき眼位写真とHess 赤緑試験の結果①~⑤(別冊No. 6)を別に示す。この患者のHess 赤緑試験の結果はどれか。

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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
むき眼位からHess赤緑試験の結果を選ぶ図問題です。
解説
左眼の眼瞼下垂を伴う複視で、9方向むき眼位から左眼の内転・上転・下転が制限され外転のみが保たれていれば、左動眼神経麻痺です。
Hess赤緑試験では、左眼の図が小さく、外転方向を除いて広く引き込まれるパターンになります。この形の図が正答です。
選択肢の確認
1.①
誤り。この図は水平方向のみの制限を示し動眼神経麻痺に一致しない。
2.②
正しい。左眼の図が外転方向を除いて広く引き込まれる動眼神経麻痺のパターンである。
3.③
誤り。この図は上下方向のみの制限を示す。
4.④
誤り。この図は制限の方向が一致しない。
5.⑤
誤り。この図は制限の方向が一致しない。
覚えるポイント
- 動眼神経麻痺=眼瞼下垂+散瞳+調節麻痺+外下斜視。外転と内旋のみ保たれる。
- Hess図で小さい図が麻痺眼。引き込まれた方向が麻痺筋の作用方向。
- 高齢者で瞳孔が保たれる(瞳孔回避)なら虚血性を、侵されるなら動脈瘤を疑う。