47AM046|第47回 視能訓練士国家試験 過去問
調節異常について正しいのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 1・5
正答
1、5
この問題のポイント
調節異常の各病態を正しく説明できるかを問う問題です。
解説
調節緊張症は、近見作業のあと調節が弛緩しにくくなる状態で、遠方視が障害されます(一時的な近視化)。老視は水晶体の弾性低下・硬化が主因で、毛様体筋の減弱が主体ではありません。
調節けいれんは毛様体筋の持続収縮(弛緩ではない)、調節麻痺は毛様体筋の麻痺(瞳孔括約筋も同時に麻痺するが「調節麻痺=瞳孔括約筋の麻痺」ではない)、Horner症候群は交感神経障害で調節は保たれます。
選択肢の確認
1.調節緊張症では遠方視が障害される。
正しい。調節緊張症では調節が弛緩しにくく遠方視が障害される。
2.調節けいれんでは毛様体筋が弛緩する。
誤り。調節けいれんでは毛様体筋が持続的に収縮する。
3.調節麻痺は瞳孔括約筋が麻痺する。
誤り。調節麻痺は毛様体筋の麻痺であり、瞳孔括約筋の麻痺と同義ではない。
4.調節麻痺はHorner 症候群で生じる。
誤り。Horner症候群は交感神経障害で調節は保たれる。
5.老視では水晶体の弾性が低下する。
正しい。老視の主因は水晶体の弾性低下である。
覚えるポイント
- 調節緊張・調節けいれん=近視化。遠方視が障害される。
- 調節麻痺=毛様体筋の麻痺。抗コリン薬でも起こる。
- 老視=水晶体の弾性低下。毛様体筋の問題ではない。