47AM045|第47回 視能訓練士国家試験 過去問
近見反応が消失するのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 1・2
正答
1、2
この問題のポイント
近見反応(縮瞳成分)が消失する病態を選ぶ問題です。
解説
近見反応の縮瞳は、動眼神経の副交感成分が瞳孔括約筋を収縮させて起こります。外傷性散瞳は瞳孔括約筋そのものの断裂であり、動眼神経麻痺は支配神経の障害であるため、いずれも近見反応の縮瞳が消失します。
瞳孔緊張症(Adie)では近見反応は緩徐ながら保たれ、Argyll Robertson瞳孔では対光反射が消えても近見反応は保たれます(対光近見反応解離)。Horner症候群は交感神経障害で、副交感性の近見反応は保たれます。
選択肢の確認
1.外傷性散瞳
正しい。外傷性散瞳では瞳孔括約筋が断裂し近見反応が消失する。
2.動眼神経麻痺
正しい。動眼神経麻痺では副交感成分が断たれ近見反応が消失する。
3.瞳孔緊張症
誤り。瞳孔緊張症では近見反応は緩徐ながら保たれる。
4.Argyll Robertson 瞳孔
誤り。Argyll Robertson瞳孔では近見反応は保たれる(対光近見反応解離)。
5.Horner 症候群
誤り。Horner症候群は交感神経障害で近見反応は保たれる。
覚えるポイント
- 対光近見反応解離=Argyll Robertson瞳孔、Adie瞳孔、Parinaud症候群。
- 近見反応も消失=瞳孔括約筋の断裂、動眼神経麻痺。
- Horner症候群は縮瞳側が患側。反応そのものは保たれる。