53PM005第53回 視能訓練士国家試験 過去問

近見反応の経路に関与しない部位はどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

近見反応の経路を問う問題です。

解説

近見反応(輻湊・調節・縮瞳)は、対象が近いことを視覚的に認識することから始まります。すなわち網膜神経節細胞→視神経→外側膝状体→第1次視覚野→高次視覚野→中脳の輻湊中枢→Edinger-Westphal核→毛様体という経路をとります。

視蓋前域対光反射の中継核であり、近見反応の経路には含まれません。この違いがあるため、Argyll Robertson瞳孔では対光反射が消えても近見反応は保たれます。

選択肢の確認

1.毛様体
誤り。毛様体(毛様体筋)は調節の効果器として関与する。

2.視蓋前域
正しい。視蓋前域は対光反射の中継核であり近見反応の経路には含まれない。

3.外側膝状体
誤り。外側膝状体は視覚情報の中継核として関与する。

4.第1 次視覚野
誤り。第1次視覚野は近見の認識に関与する。

5.網膜神経節細胞
誤り。網膜神経節細胞は視覚入力の起点として関与する。

覚えるポイント

  • 近見反応=視覚野を経由する(大脳皮質を必要とする)。
  • 対光反射=視蓋前域を経由し、外側膝状体・視覚野を通らない。
  • 光近反応解離=Argyll Robertson瞳孔、Adie症候群、Parinaud症候群。

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