109Q150|第109回 薬剤師国家試験 過去問
パーソナリティの認知におけるハロー効果の傾向を示す説明として、適切なの はどれか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
ハロー効果を、初頭効果、親近効果、暗黙のパーソナリティ観など他の対人認知の偏りと区別します。
解説
ハロー効果は、相手の目立つ一つの好ましい特徴または好ましくない特徴が「後光」のように全体評価へ波及し、直接確認していない別の特徴まで同じ方向に高くまたは低く評価する傾向です。最初の情報が印象を方向づけるのは初頭効果、最後の情報が強く残るのは親近効果です。また、ある特性と別の特性が常に結び付くと考えるのは暗黙のパーソナリティ観に相当します。自己像と他者から見た像の一致はハロー効果の定義ではありません。
選択肢の確認
1.自分が考える自分の姿と他人に見える姿が一致している。:自己認知と他者認知の一致であり、ハロー効果ではありません。
2.好ましい(好ましくない)特徴があると、その他の特徴も高く(低く)認識す る。:正答。一つの顕著な評価が他の評価へ及ぶ現象です。
3.最初に提示された情報が全体の印象を方向づける。:初頭効果の説明です。
4.最後に得られた情報が全体の印象に影響を与える。:親近効果の説明です。
5.個人的経験から、Aという特性があると必ずBという特性があると認識する。:特性同士の結び付きを想定する暗黙のパーソナリティ観です。
覚えるポイント
ハロー効果は「一つの目立つ特徴が全体評価を染める」ことです。最初は初頭効果、最後は親近効果と整理します。