109Q318|第109回 薬剤師国家試験 過去問
薬剤師が薬局開設に向けて事前準備を行っている。調剤業務に加え、一般 用医薬品等も取り扱う予定である。調剤業務以外で取り扱う予定の医薬品は、以下 のとおりである。 ア 要指導医薬品 イ 一般用医薬品(第1 類医薬品) ウ 一般用医薬品(指定第2 類医薬品) エ 一般用医薬品(第2 類医薬品) オ 一般用医薬品(第3 類医薬品) カ 一般用検査薬(第2 類医薬品) キ 薬局製造販売医薬品 この薬局で取り扱う予定のア~キの医薬品に関する記述のうち、正しいのはどれ か。2つ選べ。
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正解: 3・4
正答
3・4
この問題のポイント
薬局は店舗販売業の追加許可なしに一般用医薬品等を扱えます。薬局製造販売医薬品には別途、製造販売業・製造業の許可が必要です。
解説
薬局開設許可を受けた薬局は、店舗販売業の許可を別に取得しなくても要指導医薬品、一般用医薬品、薬局製造販売医薬品等を扱えます。ただし販売者の資格、情報提供、陳列、記録等の規定を守ります。薬局製造販売医薬品を製造・販売するには、品目承認等に加えて製造販売業許可と製造業許可が必要です。第109回実施時点では要指導医薬品は特定販売できず、選択肢1は誤りでした。2026年5月1日施行の改正後は、多くの要指導医薬品でオンライン情報提供後の特定販売が可能になりましたが、対面確認を要する特定要指導医薬品は除かれるため、「キ以外はすべて可能」という一律の理解は現行でも不適切です。第1類医薬品は薬剤師が販売し、品目増加だけで面積を一律2倍にする規定もありません。
選択肢の確認
1.キ以外のものについては、特定販売可能である。:試験時点では要指導医薬品アを特定販売できず、現在も特定要指導医薬品は対面販売です。
2.イ~カについては、登録販売者による販売が可能である。:第1類医薬品イは薬剤師が販売します。
3.ア~キに関して、薬局開設の許可とは別に、店舗販売業の許可を受ける必要は ない。:正答。薬局として取り扱えます。
4.キを製造し販売する場合、薬局製造販売医薬品の製造販売業と製造業の許可が 必要である。:正答。双方の許可が必要です。
5.ア~キの全てを販売する場合、通常必要とされる薬局の面積の2 倍以上の広さ が構造設備基準として求められる。:その一律規定はありません。
覚えるポイント
薬局開設許可と店舗販売業許可は重ねて不要です。要指導医薬品の特定販売は試験時と現行で区別します。