109Q323|第109回 薬剤師国家試験 過去問
地域薬剤師会からある薬局に地域ケア会議への参加依頼があった。薬局に 勤務する薬剤師の中で適任者を検討した結果、薬局勤務3 年目の薬剤師Aが選出さ れた。薬剤師Aは地域ケア会議に参加するのは初めてだが、在宅患者も担当してお り、スキルアップのために管理薬剤師Bと共に参加してもらうことにした。 薬剤師Aは本会議に参加し、本会議を主催した地域包括支援センターの活動に触 れ、地域住民にとって重要な施設であると感じた。そこで、薬局来局者に地域包括 支援センターの役割を伝える情報提供資料を作成した。資料の記載内容として、適 切なのはどれか。2つ選べ。
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正解: 4・5
正答
4・5
この問題のポイント
地域包括支援センターは高齢者の総合相談、権利擁護、介護予防支援、包括的・継続的ケアマネジメント支援を担います。
解説
地域包括支援センターは市町村が設置し、保健師等、社会福祉士、主任介護支援専門員等が連携して地域高齢者を支えます。権利擁護業務として高齢者虐待の相談・早期発見、消費者被害防止、成年後見制度の活用支援等を行います。都道府県に1施設という制度ではなく、地域の実情に応じて設置されます。医師が必ず常駐する施設でもありません。職員が訪問して相談・状況把握することはありますが、センター自身が訪問介護サービスを直接提供するとの説明は不正確で、必要な事業者や制度へつなぎます。
選択肢の確認
1.都道府県ごとに1 施設の設置が義務付けられています。:市町村が地域ごとに設置します。
2.常駐している医師に健康に関して相談することができます。:医師の常駐が必須の施設ではありません。
3.当該センターの職員が自宅を訪問し介護サービスを行います。:相談訪問はしますが、介護サービスを直接行う施設ではありません。
4.高齢者虐待について相談することができます。:正答。権利擁護業務です。
5.成年後見制度について相談することができます。:正答。制度利用を支援します。
覚えるポイント
地域包括支援センター=総合相談+権利擁護+介護予防+ケアマネジメント支援です。