59AM033|第59回 理学療法士国家試験 過去問
SIAS に含まれるのはどれか。
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正解: 5
正答
5.視空間認知
この問題のポイント
脳卒中後の機能障害を総合的に評価するためのツールとして、SIAS(Stroke Impairment Assessment Set)が用いられる。この評価ツールは、脳卒中患者の認知・運動・感覚的機能を多角的に把握するために設計されており、特に視空間認知の評価が含まれていることから、正解は「視空間認知」である。
解説
SIASは、脳卒中後の患者において、視空間認知機能の障害を評価するための標準的な評価セットである。視空間認知とは、周囲の環境や物体を視覚的に認識し、その位置関係を把握・理解する能力を指す。例えば、物体の位置を正確に把握できず、周囲の空間を誤って認識してしまう(例:視空間認知障害による「空間錯覚」)といった症状が見られる場合、この評価が重要となる。SIASでは、視空間認知を含む複数の領域(意識、知覚、運動、認知など)を網羅的に評価できる構成となっており、臨床で使用される際には、患者の日常生活への影響を考慮した総合的アプローチが求められる。
選択肢の確認
1.意識障害:SIASの評価項目には含まれない。
2.異常知覚:視覚や触覚の異常を評価する項目だが、SIASの核心的項目ではない。
3.嚥下機能:嚥下はSIASに含まれない。嚥下評価は別途(例:FIM、SWAL)で行われる。
4.測定障害:評価項目として存在しない。測定の精度や方法に関するもので、評価対象ではない。
5.視空間認知:SIASに明確に含まれており、公式正答と一致。
覚えるポイント
「SIAS=視空間認知」という語呂合わせで覚える。脳卒中で空間を誤認する患者がよく見られるため、視空間認知はSIASの重要な評価項目である。