72AM14|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
I. I. について正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
I.I.の視野切替、輝度・解像度の周辺特性、変換係数の定義を区別します。
解説
イメージインテンシファイア〈I.I.〉は入力蛍光面でX線を光へ、光電面で電子へ変換し、電子レンズで出力蛍光面へ集束します。電子レンズ電極の電圧を変えると入力面で利用する範囲が変わり、視野切替ができます。入力面が曲面で電子軌道も周辺ほど影響を受けるため、輝度・解像度は一様ではありません。
選択肢の確認
1
1.空間分解能は中心と周辺で同じである。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 中心部のほうが一般に解像特性が良く、周辺では湾曲や電子レンズ収差により低下します。
2
2.出力面の輝度は視野が小さいほど高い。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 小視野モードでは入力面の利用面積が減って出力光量が低下するため、自動輝度調整では線量増加を伴います。
3
3.視野の切り替えは電極電圧を変化させて行う。
判定:正答(記述は正しい)。 集束電極へ印加する電圧を変えて電子軌道を調整し、拡大視野へ切り替えます。
4
4.変換係数とは中心輝度と周辺輝度の比である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 変換係数は出力像の輝度を入力面中心の空気カーマ率で割った量で、中心・周辺輝度比ではありません。
5
5.ベーリンググレア指数はコントラスト比の2乗で表される。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 ベーリンググレアはI.I.内部の光散乱によるコントラスト低下を評価するもので、コントラスト比の二乗という定義ではありません。
覚えるポイント
- I.I.拡大モードは視野が狭くなり、線量増加と空間分解能向上を伴います。
- 変換係数=出力輝度/入力空気カーマ率です。
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