72AM15|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
FSE 法によって撮影された T2 強調像について正しいのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 2・4
正答
2・4
この問題のポイント
非脂肪抑制FSE-T2強調像で、水、脂肪、線維性組織、灰白質・白質の信号を比較します。
解説
T2強調像では自由水の多い組織が高信号になります。FSE法では連続する180度パルスの影響で脂肪も比較的高信号になりやすいため、脂肪髄と硝子体が高信号です。一方、骨皮質や靱帯は可動プロトンが少なく短いT2を持つため低信号です。
選択肢の確認
1
1.骨皮質は高信号である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 骨皮質は可動水素が乏しく信号をほとんど生じないため、黒い低信号になります。
2
2.脂肪髄は高信号である。
判定:正答(記述は正しい)。 脂肪抑制を併用しないFSE-T2では脂肪の信号が保たれ、脂肪髄は高信号に描出されます。
3
3.関節の靱帯は高信号である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 靱帯は密な膠原線維からなり、横緩和が速いため通常は低信号です。
4
4.眼球の硝子体は高信号である。
判定:正答(記述は正しい)。 硝子体は水分が非常に多くT2が長いので、T2強調像で明るく描出されます。
5
5.脳の灰白質は白質よりも低信号である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 灰白質は白質より水分が多くT2が長いため、T2強調像では白質より高信号です。
覚えるポイント
- T2は水が白い。骨皮質・腱・靱帯は低信号です。
- FSE-T2の脂肪は比較的明るく、脂肪抑制の有無を必ず確認します。
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