72AM24|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第72回

Gd - EOB - DTPA で正しいのはどれか。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

肝特異性MRI造影剤の成分、投与経路、取り込み、二重排泄経路を整理します。

解説

Gd-EOB-DTPA〈ガドキセト酸ナトリウム〉はガドリニウムを含む静注用T1短縮造影剤です。初期には血管・細胞外液へ分布し、その後OATPなどを介して機能する肝細胞へ取り込まれます。腎から尿中へ排泄される経路と、肝細胞から胆汁へ排泄される経路の両方を持ちます。

選択肢の確認

1

1.経口投与する。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 静脈内投与してダイナミック相と肝細胞相を撮像する薬剤で、経口造影剤ではありません。

2

2.鉄を含有する。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 常磁性元素のガドリニウムをキレート化した製剤で、超常磁性酸化鉄製剤とは異なります。

3

3.尿中には排泄されない。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 投与量の一部は腎排泄され、残りが肝取り込み後に胆汁排泄されるため、尿中排泄もあります。

4

4.高齢者への投与は禁忌である。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 高齢だけを理由とする絶対禁忌ではなく、腎機能や全身状態を個別に評価します。

5

5.肝細胞に特異的に取り込まれる。

判定:正答(記述は正しい)。 正常肝細胞に取り込まれることで肝細胞相の肝実質が高信号となり、病変との対比が得られます。

覚えるポイント

  • EOBは細胞外液性+肝細胞特異性を併せ持つガドリニウム造影剤です。
  • 排泄は腎・胆汁の二経路で、肝細胞相は通常投与後約20分に撮像します。

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