72AM6|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
DRLs 2015 で誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 5
正答
5
この問題のポイント
DRLごとに用いる線量指標を、口内法・乳房・CT・一般撮影・IVRで対応させます。
解説
診断参考レベル〈DRL〉は最適化の目安で、検査ごとに測定可能で代表性のある線量指標を用います。DRLs 2015では、口内法は患者入射線量、乳房は平均乳腺線量、CTは CTDIvol と DLP、一般撮影は入射表面線量です。IVRは基準点での透視線量率を用い、単にアイソセンタの空気カーマ率とする記述は不正確です。
選択肢の確認
1
1.口内法 X 線撮影は患者入射線量で評価する。
判定:正答ではない(記述は正しい)。 口内法撮影では患者皮膚面へ入射する線量を指標とする扱いです。
2
2.マンモグラフィは平均乳腺線量で評価する。
判定:正答ではない(記述は正しい)。 乳房撮影では放射線感受性のある乳腺組織の平均吸収線量を評価します。
3
3.CT は CTDIvol と DLP で評価する。
判定:正答ではない(記述は正しい)。 CTDIvol はスキャン単位の線量指標、DLP は CTDIvol×撮影長で検査全体を表します。
4
4.一般撮影は入射表面線量で評価する。
判定:正答ではない(記述は正しい)。 一般単純撮影では患者表面への入射線量を検査部位ごとに比較します。
5
5.IVR はアイソセンタの空気カーマ率で評価する。
判定:正答(記述は誤り)。 IVRの2015年指標は透視線量率として扱うもので、「アイソセンタの空気カーマ率」という量・位置の組合せではありません。
覚えるポイント
- DRLは線量限度ではなく、標準的手技の最適化に用いる施設線量分布の指標です。
- CTDIvol は線量、DLP は線量×撮影長という役割の違いを押さえます。
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