72AM7|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
CR に用いられる輝尽性蛍光プレートで正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
輝尽性蛍光体の励起光、発光波長、フェーディング、読み出し後消去の流れを整理します。
解説
CRのイメージングプレートはX線エネルギーを準安定状態へ蓄積し、約600 nm台の赤色レーザーで刺激すると約400 nmの青紫色の輝尽発光を生じます。蓄積信号は時間とともに失われ、温度が高いほど熱的解放が進んでフェーディングが増えます。読み出し後は強い光で残像を消去して再使用します。
選択肢の確認
1
1.400 ℃でアニーリングする。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 再使用前の消去は強い可視光で行い、400 ℃の高温処理を通常のアニーリング操作には用いません。
2
2.600 nm 付近の蛍光を発する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 600 nm付近は主に刺激に使う赤色光側で、輝尽発光そのものは約400 nmの青紫色です。
3
3.400 nm 付近の青紫色で励起発光させる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 励起は約600 nm台の赤色レーザーで行い、400 nm付近は検出する発光波長です。
4
4.温度が高いほどフェーディングが大きい。
判定:正答(記述は正しい)。 高温ほど捕獲電子が熱的に解放されやすく、潜像の自然減衰が大きくなります。
5
5.プレートに蓄積された放射線情報は繰り返し測定できる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 レーザー読み出しで蓄積エネルギーを放出する破壊的読出しなので、同じ潜像を繰り返し測定はできません。
覚えるポイント
- CRは「赤で刺激、青紫を読む」と覚えます。
- 撮影後は速やかに読み出し、読み出し後は残留信号を光で消去します。
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