72AM46|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
輝尽性蛍光体検出器におけるデジタル X 線画像のノイズについて、撮影線量に 依存するのはどれか。2つ選べ。
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正解: 1・4
正答
1・4
この問題のポイント
入射X線光子数から発光光子数までの量子統計と、装置固有ノイズを分けます。
解説
撮影線量を上げると検出器へ入射するX線光子数Nが増え、相対的なX線量子ゆらぎ1/√Nは小さくなります。輝尽性蛍光体から読み出される光子数も吸収X線量に応じて増えるため、光量子の統計ゆらぎも線量に依存します。電子回路、A/D変換、構造むらは別の機序で決まります。
選択肢の確認
1
1.光量子ノイズ
判定:正答(記述は正しい)。 輝尽発光として検出される光子数は蓄積X線エネルギーに応じるため、そのPoissonゆらぎは撮影線量で変わります。
2
2.電気系ノイズ
判定:正答ではない(記述は誤り)。 読出し回路の熱雑音・増幅器雑音などは装置側で生じ、絶対量は主として回路条件に依存します。
3
3.量子化ノイズ
判定:正答ではない(記述は誤り)。 A/D変換の階調刻みで生じる誤差で、ビット深度と入力レンジが主因です。
4
4.X 線量子ノイズ
判定:正答(記述は正しい)。 有限個の入射X線光子による統計ゆらぎで、線量すなわち平均光子数に直接依存します。
5
5.検出器の構造ノイズ
判定:正答ではない(記述は誤り)。 蛍光体厚や粒子配置、読出し感度むらなど固定パターン成分で、線量そのものが発生源ではありません。
覚えるポイント
- 量子ノイズの標準偏差は√N、相対ノイズは1/√Nです。
- 線量依存はX線量子と光量子、装置依存は電子・量子化・構造ノイズです。
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