74AM79|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
蛍光ガラス線量計について正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
蛍光ガラス線量計の放射線誘起蛍光、積算性、繰返し読取り、消去・フェーディングを確認します。
解説
銀活性リン酸塩ガラスへ放射線を照射すると蛍光中心が形成され、紫外線励起によるradiophotoluminescenceを読み取ります。読取り自体で蛍光中心が消えないため繰返し読取りができ、蓄積線量を測る積算型です。蛍光中心の消去には高温アニーリングを用い、プレヒートは照射後のビルドアップを安定させる操作です。フェーディングはTLDより小さい特長があります。
選択肢の確認
1
1.積算型の線量計である。
判定:正答(記述は正しい)。 照射で作られた蛍光中心が線量を蓄積するため、積算型線量計として用いられます。
2
2.繰り返し読取ができない。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 紫外線で読み取っても蛍光中心が保持されるため、同一素子を繰り返し読めます。
3
3.プレヒートで蛍光中心が消去できる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 プレヒートは蛍光量の安定化に用い、蛍光中心の完全消去にはより高温のアニーリングが必要です。
4
4.TLD と比較してフェーディングの影響が大きい。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 蛍光ガラス線量計はTLDよりフェーディングが小さく、長期保存・再読取りに適します。
5
5.フィルタなしの素子はエネルギーが1MV 以上の X 線に対して高感度であ
る。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 フィルタなし素子で感度が過大となりやすいのは光電効果が強い低エネルギーX線側で、1 MV以上の高エネルギー側ではありません。
覚えるポイント
- 蛍光ガラス=積算型・繰返し読取り可能・フェーディング小です。
- プレヒートは安定化、アニーリングは蛍光中心の消去です。
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