72PM79|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
個人被ばく線量計として用いられないのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
個人被ばく線量計には小型・携帯可能で個人ごとの累積線量を測れる素子を用い、化学線量計と区別します。
解説
TLD、半導体式電子線量計、ポケット電離箱、フィルムバッジはいずれも作業者が身に着けて外部被ばくを監視できます。Fricke線量計は酸性硫酸鉄(Ⅱ)溶液のFe2+が放射線でFe3+へ酸化される量を吸光度で測る化学線量計で、標準線量測定などに用い、個人被ばく線量計には用いません。
選択肢の確認
1
1.TLD 線量計
判定:正答ではない(記述は正しい)。 TLDは放射線で生じた捕獲キャリアを加熱発光で読み出し、個人線量監視に広く用いられます。
2
2.半導体線量計
判定:正答ではない(記述は正しい)。 半導体線量計は電子式個人線量計としてリアルタイム指示と警報を提供できます。
3
3.ポケット線量計
判定:正答ではない(記述は正しい)。 ポケット線量計は小型電離箱の電荷減少を読み、作業中の線量を直読できます。
4
4.フィルムバッジ線量計
判定:正答ではない(記述は正しい)。 フィルムバッジは線量に応じた写真乳剤の黒化とフィルタの組合せから個人線量を評価します。
5
5.Fricke〈フリッケ〉線量計
判定:正答(記述は誤り)。 Fricke線量計は溶液の放射線化学反応を利用する基準的化学線量計で、装着型の個人監視用ではありません。
覚えるポイント
- 個人線量計=TLD、電子式、ポケット式、フィルムバッジなどです。
- Fricke線量計=Fe2+→Fe3+を使う化学線量計です。
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