72PM25|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
脳 SPECT 像を別に示す。 使用された放射性医薬品はどれか。

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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
線条体に左右対称のコンマ状集積を示すドパミントランスポータイメージングを同定します。
解説
画像は尾状核と被殻に高集積を示す線条体SPECTで、正常では両側がコンマ状に見えます。123I-イオフルパンはシナプス前ドパミントランスポータに結合し、Parkinson症候群と本態性振戦の鑑別などに用います。
選択肢の確認
1
1.99mTc - ECD
判定:正答ではない(記述は誤り)。 99mTc-ECDは脳組織に保持されて局所脳血流分布を示し、線条体だけのコンマ状集積にはなりません。
2
2.99mTc - HMPAO
判定:正答ではない(記述は誤り)。 99mTc-HMPAOも脂溶性脳血流トレーサで、大脳皮質・小脳を含む灌流分布を描出します。
3
3.123I - IMP
判定:正答ではない(記述は誤り)。 123I-IMPは局所脳血流に比例して取り込まれるトレーサで、ドパミン終末専用像ではありません。
4
4.123I - イオフルパン
判定:正答(記述は正しい)。 線条体のドパミントランスポータへ結合するため、図の左右コンマ状集積を作ります。
5
5.123I - イオマゼニル
判定:正答ではない(記述は誤り)。 123I-イオマゼニルは中枢性ベンゾジアゼピン受容体に結合し、皮質ニューロン密度などを評価します。
覚えるポイント
- イオフルパン=DaT=線条体コンマ状集積です。
- ECD・HMPAO・IMPは脳血流、イオマゼニルはベンゾジアゼピン受容体です。
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