72PM60|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
開放骨折について正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
開放骨折は骨折部が皮膚創を介して外界と交通し、深部感染リスクを伴う骨折です。
解説
開放骨折では骨折部と外界が交通し、汚染物が骨・筋・軟部組織へ到達し得ます。そのため創の無菌被覆、早期抗菌薬、破傷風予防、手術的洗浄・デブリードマン、骨折固定を行います。骨髄炎や假関節のリスクが閉鎖骨折より高く、緊急度の高い外傷です。
選択肢の確認
1
1.単純骨折とも呼ばれる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 単純骨折は伝統的に閉鎖骨折を指す用語で、外界と交通する開放骨折とは反対です。
2
2.50 歳以下ではほとんどみられない。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 開放骨折は高エネルギー外傷などで年齢を問わず起こり、50歳以下でほとんどみられないわけではありません。
3
3.疲労骨折の場合にみられることが多い。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 疲労骨折は反復荷重による微細損傷の蓄積で、通常は皮膚創のない閉鎖骨折です。
4
4.閉鎖骨折に比べ容易に治癒が得られる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 軟部組織損傷と感染により骨癒合が阻害されるため、閉鎖骨折より治癒は容易ではありません。
5
5.受傷部の感染に対する処置が重要である。
判定:正答(記述は正しい)。 骨折部が外界と交通するため、抗菌薬と手術的洗浄・デブリードマンなどの感染対策が極めて重要です。
覚えるポイント
- 開放骨折=外界と交通する骨折で、感染対策を急ぎます。
- 初期対応は創の保護、早期抗菌薬、破傷風予防、洗浄・デブリードマンと固定です。
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