72PM59|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
動脈の閉塞による梗塞を起こしにくいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
棗塞性梗塞の起こりやすさは、終動脈性と側副血行・二重血行の有無で判断します。
解説
肝臓は門脈と肝動脈の二重血行を持ち、門脈が血流量の多くを、肝動脈が酸素供給の大きな部分を担います。そのため一方の動脈が閉塞しても完全虚血になりにくく、他の選択肢の終動脈性の強い臓器より梗塞を起こしにくい臓器です。
選択肢の確認
1
1.肝 臓
判定:正答(記述は正しい)。 肝には門脈と肝動脈の二重血行があり、一本の動脈閉塞がただちに貧血性梗塞へ結びつきにくい構造です。
2
2.小 脳
判定:正答ではない(記述は誤り)。 小脳は椎骨・脳底動脈系の枝が閉塞すると小脳梗塞を起こします。
3
3.心 臓
判定:正答ではない(記述は誤り)。 心筋は冠動脈閉塞により虚血と壊死を来し、心筋梗塞を生じます。
4
4.腎 臓
判定:正答ではない(記述は誤り)。 腎の小葉間動脈より末梢は終動脈性が強く、塞栓で楔状の貧血性梗塞を起こします。
5
5.脾 臓
判定:正答ではない(記述は誤り)。 脾動脈は終動脈に近く、塞栓などで閉塞すると脾梗塞を起こします。
覚えるポイント
- 肝=門脈+肝動脈の二重血行で、梗塞を起こしにくい臓器です。
- 心・腎・脾は終動脈性が強く、白色梗塞を生じやすい臓器です。
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