72PM74|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第72回

核磁気共鳴現象を起こす核種はどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正答

1

この問題のポイント

核磁気共鳴には核スピンIが0でない核種が必要で、陽子数・中性子数がともに偶数の核は通常I=0です。

解説

静磁場中でエネルギー準位がZeeman分裂し、Larmor周波数の高周波を吸収するには、核が非零のスピンと磁気モーメントを持つ必要があります。2H(重水素)は陽子1、中性子1で核スピンI=1を持ち、核磁気共鳴を起こします。

選択肢の確認

1

1.2H

判定:正答(記述は正しい)。 2H核はスピンI=1と磁気モーメントを持つため、核磁気共鳴の観測対象になります。

2

2.4He

判定:正答ではない(記述は誤り)。 4Heは陽子2、中性子2の偶―偶核で、基底状態の核スピンは0です。

3

3.12C

判定:正答ではない(記述は誤り)。 12Cも陽子6、中性子6の偶―偶核でI=0であり、通常の核磁気共鳴対象になりません。

4

4.16O

判定:正答ではない(記述は誤り)。 16Oは陽子8、中性子8の偶―偶核で、核スピンI=0です。

5

5.40Ca

判定:正答ではない(記述は誤り)。 40Caは陽子20、中性子20の偶―偶核で、基底状態に磁気モーメントを持ちません。

覚えるポイント

  • NMR条件=核スピンI≠0です。
  • 偶陽子・偶中性子の偶―偶核はI=0、本問で2HはI=1です。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。

関連問題

← 72PM7372PM75 →
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)