72PM73|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
中性子捕獲反応はどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
中性子捕獲は入射中性子が核に取り込まれ、複合核がγ線放出で励起を解く反応です。
解説
(n,γ)反応では標的核Xが中性子1個を捕獲し、質量数が1大きい同元素の複合核X+1を作ります。複合核は余剰な励起エネルギーを即発γ線として放出します。熱中性子で反応断面積が大きい核種が多く、中性子放射化分析に利用されます。
選択肢の確認
1
1.(n,n)
判定:正答ではない(記述は誤り)。 (n,n)は入射中性子が標的核を基底状態のまま散乱させる弾性散乱です。
2
2.(n,n′)
判定:正答ではない(記述は誤り)。 (n,n′)は中性子がエネルギーを標的核の励起に渡して出てくる非弾性散乱です。
3
3.(n,p)
判定:正答ではない(記述は誤り)。 (n,p)は中性子を取り込んだ後に陽子を放出する荷電粒子放出反応です。
4
4.(n,α)
判定:正答ではない(記述は誤り)。 (n,α)は入射中性子との反応によってα粒子を放出する核反応です。
5
5.(n,γ)
判定:正答(記述は正しい)。 (n,γ)は中性子が核内に残り、複合核がγ線を放出する放射捕獲反応です。
覚えるポイント
- 反応表記(a,b)は「aが入りbが出る」と読みます。
- 中性子捕獲=(n,γ)、弾性散乱=(n,n)、非弾性散乱=(n,n′)です。
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