74AM7|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
LCD で正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
LCDの表示原理と品質管理を、CRTの性質やノイズの種類と対比します。
解説
LCDは画素が固定された平面表示器で、電子ビームを偏向するCRTと異なり幾何学的ひずみをほとんど生じません。一般にCRTより薄型で消費電力も小さい装置です。医用画像表示ではDICOM PS3.14のGSDF〈Grayscale Standard Display Function〉に基づき、人の明るさ弁別能に沿う階調特性へ校正します。画素間の恒常的な輝度差は固定パターンの不均一性で、時間的に変動するランダムノイズとは区別します。
選択肢の確認
1
1.CRT と比べて消費電力が大きい。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 LCDは一般にCRTより消費電力が小さく、同等画面サイズで大きくなるという関係ではありません。
2
2.大画面になると幾何学的歪みが発生する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 各画素の位置が固定されているため、大画面化そのものによってCRTの偏向系にみられる幾何学的ひずみは生じません。
3
3.スクリーンセーバーは画面の反射防止に有用である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 スクリーンセーバーは静止像による残像・焼付き対策であり、外光の画面反射を防ぐ機能ではありません。
4
4.医用画像モニタの表示階調には GSDF が用いられる。
判定:正答(記述は正しい)。 医用画像モニタはDICOM GSDFを用いて輝度応答を校正し、階調の知覚的な均一性を保ちます。
5
5.ランダムノイズの主な原因はピクセル間の輝度のばらつきである。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 画素ごとの一定した輝度差は固定パターンノイズや輝度不均一性です。ランダムノイズは量子・電子雑音など時間的に不規則な変動を指します。
覚えるポイント
- 医用モニタの階調標準はDICOM GSDFです。
- LCDは固定画素なので幾何学的ひずみが少なく、画素間の恒常差は固定パターンとして扱います。
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