76AM98第76回 診療放射線技師国家試験 過去問

放射線安全管理学個人の放射線被ばく管理内部被ばく測定

バイオアッセイ法で正しいのはどれか。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

この問題では、内部被ばく評価に用いられる バイオアッセイ法の意味が問われています。

バイオアッセイ法は、尿、便、血液、呼気などの 生体試料を分析し、体内に取り込まれた放射性核種の摂取量を推定する方法です。

解説

内部被ばくの評価方法は、大きく次の 2 つに分けられます。

  • 体外計測法
    体外から放射線を測定して、体内にある放射性核種を評価する方法です。ホールボディカウンタなどを使用します。

  • バイオアッセイ法
    尿、便、血液、鼻腔スミア、呼気などの生体試料を採取して分析し、放射性核種の摂取量や体内残留量を推定する方法です。

バイオアッセイ法は、体外から測定しにくい核種や、α 線放出核種、β 線放出核種などの内部被ばく評価にも重要です。

試料中の放射能を測定し、排泄率や代謝モデルを用いて、体内へ取り込まれた放射性核種の量を逆算します。

ひっかけポイント
ホールボディカウンタを使うのは体外計測法です。
バイオアッセイ法は 生体試料を分析する方法です。

選択肢の確認

1.誤り。
遮へい体はバックグラウンド低減などの測定環境で用いられることがありますが、バイオアッセイ法の定義ではありません。バイオアッセイ法の本質は生体試料の分析です。

2.誤り。
バイオアッセイ法は γ 線放出核種に限りません。α 線や β 線を放出する核種など、体外計測しにくい核種の評価にも有用です。

3.誤り。
バイオアッセイ法では、適切な試料採取と測定により微量の放射性核種も評価対象になります。微量核種は検出できないという記述は不適切です。

4.誤り。
ホールボディカウンタは体外計測法に用いられる装置です。バイオアッセイ法そのものではありません。

5.正しい。
バイオアッセイ法は、尿、便、血液などの生体試料を分析して、体内に取り込まれた放射性核種の摂取量を算出する方法です。

覚えるポイント

  • バイオアッセイ法は 生体試料の分析です。
  • 尿、便、血液、呼気、鼻腔スミアなどを用います。
  • 内部被ばく線量評価に用いられます。
  • ホールボディカウンタは 体外計測法です。
  • バイオアッセイ法は、体外から測りにくい核種の評価にも有用です。

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