76PM97|第76回 診療放射線技師国家試験 過去問
放射線安全管理学放射線防護の基本概念放射線防護に用いられる諸量
国際放射線防護委員会〈ICRP〉2007 年勧告における組織加重係数で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、ICRP 2007 年勧告における 組織加重係数が問われています。
組織加重係数は、臓器・組織ごとの確率的影響への寄与を表す係数です。
正しい組合せは 骨髄 0.12です。
解説
実効線量は、各臓器・組織の等価線量に組織加重係数を掛けて合計したものです。
組織加重係数は、臓器ごとの放射線感受性や発がんリスクを反映しています。
ICRP 2007 年勧告では、主な組織加重係数は次のように整理します。
- 骨髄:0.12
- 結腸:0.12
- 肺:0.12
- 胃:0.12
- 乳房:0.12
- 生殖腺:0.08
- 膀胱:0.04
- 食道:0.04
- 肝臓:0.04
- 甲状腺:0.04
- 骨表面、脳、唾液腺、皮膚:0.01
この問題の選択肢では、骨髄 0.12が正しい組合せです。
ひっかけポイント
ICRP 2007 年勧告では、乳房は 0.12、生殖腺は 0.08 です。
古い勧告との違いも問われやすいので注意します。
選択肢の確認
1.誤り。
肝臓の組織加重係数は 0.04 です。0.08 ではありません。
2.正しい。
骨髄の組織加重係数は 0.12 です。放射線防護上、重要な組織の一つです。
3.誤り。
乳房の組織加重係数は 0.12 です。0.08 ではありません。
4.誤り。
甲状腺の組織加重係数は 0.04 です。0.12 ではありません。
5.誤り。
生殖腺の組織加重係数は 0.08 です。0.12 ではありません。
覚えるポイント
- 組織加重係数は、実効線量の計算に用います。
- 骨髄、結腸、肺、胃、乳房は 0.12です。
- 生殖腺は 0.08です。
- 肝臓、甲状腺、膀胱、食道は 0.04です。
- 皮膚、骨表面、脳、唾液腺は 0.01 です。