77AM43|第77回 診療放射線技師国家試験 過去問
基礎医学大要運動器骨・関節の構造と機能
頭蓋底を構成するのはどれか。 2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 4・5
正答
4、5
この問題のポイント
この問題は 2 つ選べ の問題です。
頭蓋底を構成する骨として正しいのは、後頭骨 と 蝶形骨 です。
頭蓋底は、脳を下から支える頭蓋腔の底部で、前頭骨、篩骨、蝶形骨、側頭骨、後頭骨などで構成されます。
解説
頭蓋底は、頭蓋骨の内面で脳を支える底の部分です。
頭蓋底は大きく次の 3 つに分けられます。
- 前頭蓋窩
- 中頭蓋窩
- 後頭蓋窩
それぞれを構成する骨を整理すると理解しやすくなります。
前頭蓋窩には、前頭骨や篩骨が関係します。
中頭蓋窩には、蝶形骨や側頭骨が関係します。
後頭蓋窩には、後頭骨や側頭骨が関係します。
この選択肢の中で頭蓋底を構成する骨は、後頭骨 と 蝶形骨 です。
ひっかけポイント
頰骨、鼻骨、下顎骨は顔面骨として重要ですが、頭蓋底を構成する骨ではありません。
頭蓋底は「脳を下から支える骨」として考えると選びやすくなります。
頭蓋底で重要な骨
国家試験では、次の骨を押さえておくとよいです。
- 前頭骨
- 篩骨
- 蝶形骨
- 側頭骨
- 後頭骨
このうち、選択肢にあるのは 蝶形骨 と 後頭骨 です。
選択肢の確認
1.誤り。
頰骨は顔面骨の一つで、頰部や眼窩外側壁の形成に関与します。
頭蓋底を構成する骨ではありません。
2.誤り。
鼻骨は鼻根部を構成する小さな顔面骨です。
頭蓋底の構成骨ではありません。
3.誤り。
下顎骨は顔面骨の一つで、咀嚼や顎関節に関与します。
頭蓋底を構成する骨ではありません。
4.正しい。
後頭骨は後頭蓋窩や大後頭孔を形成し、頭蓋底の重要な構成骨です。
したがって、この選択肢は正しいです。
5.正しい。
蝶形骨は中頭蓋窩を中心に頭蓋底を構成する重要な骨です。
トルコ鞍や視神経管、上眼窩裂などとも関係します。
覚えるポイント
- 頭蓋底は、脳を下から支える頭蓋腔の底部である。
- 頭蓋底には、蝶形骨 と 後頭骨 が含まれる。
- 前頭骨、篩骨、蝶形骨、側頭骨、後頭骨を頭蓋底構成骨として押さえる。
- 頰骨、鼻骨、下顎骨は顔面骨であり、頭蓋底の主な構成骨ではない。
- この問題では、4.後頭骨 と 5.蝶形骨 を選ぶ。