78PM40|第78回 診療放射線技師国家試験 過去問
障害によって眼球運動に異常を生じるのはどれか。2 つ選べ。
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正解: 2・3
正答
2.外転神経
3.滑車神経
この問題のポイント
眼球運動に関係する脳神経を問う問題です。
眼球を動かす外眼筋は、主に次の3つの脳神経に支配されています。
- 動眼神経
- 滑車神経
- 外転神経
この選択肢の中にあるのは、外転神経 と 滑車神経 です。
したがって、正しい選択肢は 2と3 です。
解説
眼球運動は、眼球の周囲にある外眼筋によって行われます。
外眼筋を支配する脳神経は、次のように整理できます。
- 動眼神経:上直筋、下直筋、内側直筋、下斜筋など
- 滑車神経:上斜筋
- 外転神経:外側直筋
外転神経が障害されると、外側直筋が働きにくくなり、眼球を外側へ向けにくくなります。
滑車神経が障害されると、上斜筋の働きが障害され、眼球運動異常や複視が生じます。
視神経は視覚、顔面神経は表情筋、三叉神経は顔面感覚や咀嚼筋に関係する神経であり、主な眼球運動神経ではありません。
選択肢の確認
1.視神経
誤りです。
視神経は、網膜で受け取った視覚情報を脳へ伝える神経です。
視力や視野には関係しますが、眼球を動かす神経ではありません。
2.外転神経
正しいです。
外転神経は外側直筋を支配し、眼球を外側へ向ける働きに関係します。
障害されると、眼球の外転障害や複視が生じます。
3.滑車神経
正しいです。
滑車神経は上斜筋を支配します。
障害されると、眼球運動異常や複視が生じるため、正しい選択肢です。
4.顔面神経
誤りです。
顔面神経は表情筋、涙腺、味覚の一部などに関係します。
眼を閉じる眼輪筋には関係しますが、眼球そのものを動かす外眼筋の神経ではありません。
5.三叉神経
誤りです。
三叉神経は顔面の感覚や咀嚼筋に関係します。
角膜反射の感覚路としても重要ですが、眼球運動を直接支配する神経ではありません。
覚えるポイント
眼球運動に関係する脳神経は、番号で覚えると整理しやすいです。
- 第III脳神経:動眼神経
- 第IV脳神経:滑車神経
- 第VI脳神経:外転神経
語呂としては、
眼球運動は III・IV・VI
と覚えます。
この問題では、選択肢の中で眼球運動に関係する神経は、
2.外転神経
3.滑車神経
です。