36AM19第36回 管理栄養士国家試験 過去問

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第36回午前・問17〜42

ヒトのmRNA に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3

この問題のポイント

DNAからmRNAへの転写と、mRNAからたんぱく質への翻訳について、場所と役割を整理します。

解説

mRNAは、核内でDNAの遺伝情報を転写してつくられます。成熟したmRNAは核外へ移動し、細胞質のリボソームで翻訳の鋳型になります。mRNA上では、連続する3塩基の組であるコドンが、アミノ酸や翻訳の開始・終止を指定します。

RNAの塩基はアデニン、グアニン、シトシン、ウラシルであり、通常はチミンを含みません。プロモーターはRNAポリメラーゼなどが結合して転写開始を調節するDNA上の領域です。

選択肢の確認

1.核小体で生成される。
誤り。mRNAは核内の核質でDNAから転写されます。核小体では主にrRNAの合成とリボソーム形成が行われます。

2.チミンを含む。
誤り。mRNAはチミンの代わりにウラシルを含みます。

3.コドンをもつ。
正しい。mRNAは、アミノ酸などを指定する3塩基単位のコドンをもちます。

4.プロモーター領域をもつ。
誤り。プロモーターはmRNA上ではなく、遺伝子の転写を調節するDNA上の領域です。

5.mRNA の遺伝情報は、核内で翻訳される。
誤り。mRNAの翻訳は、核内ではなく細胞質にあるリボソームで行われます。

覚えるポイント

  • 転写は核内、翻訳は細胞質のリボソームで行われます。
  • mRNAはコドンをもち、RNAではチミンの代わりにウラシルを用います。
  • プロモーターはDNA上の転写調節領域です。

関連問題

36AM1836AM20
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)