36PM107|第36回 管理栄養士国家試験 過去問
大学において、成人の学生を対象に、毎年、年度始めに「適正飲酒教室」を開催してきたが、参加者が少ないという課題があった。そこで、ソーシャルマーケティングを活用して、参加者増加を目指すこととした。マーケティング・ミックスの4Pとその働きかけの組合せである。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
ソーシャルマーケティングのマーケティング・ミックス(4P)の各要素と、参加者増加のための具体策の組合せで、最も適当なものを選ぶ問題です。
解説
4Pとは、プロダクト(Product=提供する価値やプログラム内容)、プライス(Price=参加者が支払うコスト、金銭だけでなく時間や手間も含む)、プレイス(Place=提供する場所やアクセス)、プロモーション(Promotion=周知・宣伝)の4つです。
プライスの「コスト」には、お金だけでなく時間や労力の負担も含まれる点が重要です。
ひっかけ注意。4Pの要素名と施策の内容がずれている選択肢を見分けます。
選択肢の確認
1.プロダクト(Product) ── 大学生に人気のあるエリアで開催する。
誤り。開催場所に関する工夫はプレイス(Place)に当たります。プロダクトはプログラムそのものの内容や価値です。
2.プライス(Price) ── 参加者に土産として、無糖の飲料を配る。
誤り。参加の見返り・特典を用意して参加を促すのはプロモーションの要素です。プライスは参加者が負担するコストに関する工夫です。
3.プライス(Price) ── 短時間で終わる内容にする。
正しい。最も適当。短時間にして参加者の時間的負担(コスト)を減らす工夫であり、プライスの考え方と一致します。
4.プレイス(Place) ── 居酒屋でのお金の節約方法を教えますと宣伝する。
誤り。魅力を伝えて参加を促す宣伝はプロモーションに当たります。プレイスは場所やアクセスに関する要素です。
5.プロモーション(Promotion) ── オンラインでの参加を可能とする。
誤り。参加できる場所やアクセスのしやすさを広げる工夫はプレイスに当たります。プロモーションは周知・宣伝の要素です。
覚えるポイント
- プライスの「コスト」は金銭だけでなく時間・手間も含む。
- プレイスは場所・アクセス、プロモーションは周知・宣伝。
- 短時間化は時間的負担の軽減=プライス。