37AM28|第37回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第37回午前・問17〜42
肝疾患の検査に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
肝疾患の検査値(γ-GT、コリンエステラーゼ、BCAA)とウイルス性肝炎、NASHの診断を理解しているかが問われています。
解説
NASH(非アルコール性脂肪肝炎)の確定診断には肝生検が必要です。
アルコール性肝炎ではγ-GTが上昇し、肝硬変ではコリンエステラーゼが低下、BCAAも低下します。
わが国のウイルス性慢性肝炎はC型が最も多いです。
選択肢の確認
1.アルコール性肝炎では、血清γ─GT 値は低下する。
誤り。アルコール性肝炎ではγ-GTは上昇します。
2.ウイルス性慢性肝炎は、B 型肝炎ウイルスによるものが最も多い。
誤り。わが国ではC型肝炎が最も多いです。
3.肝硬変では、血清コリンエステラーゼ値は上昇する。
誤り。肝硬変では合成能低下によりコリンエステラーゼは低下します。
4.非代償期の肝硬変では、血液中のBCAA 値が上昇する。
誤り。非代償期ではBCAAは低下します(フィッシャー比低下)。
5.NASH の確定診断には、肝生検が必要である。
最も適当である。NASHの確定診断には肝生検が必要です。
覚えるポイント
- NASHの確定診断は肝生検
- アルコール性肝炎はγ-GT上昇、肝硬変はコリンエステラーゼ低下
- 肝硬変ではBCAA低下(フィッシャー比低下)