37AM93|第37回 管理栄養士国家試験 過去問
応用栄養学第37回午前・問82〜97
成人期と比較した高齢期の身体的・生理的変化に関する記述である。 最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
高齢期の身体的・生理的変化を成人期と比較して理解しているかが問われています。
解説
高齢期には、食事や運動による刺激に対する筋たんぱく質合成の反応が弱くなります。これを同化抵抗性といい、筋肉量と筋力が低下するサルコペニアの一因です。
加齢に伴い、一般に除脂肪量と肺活量は減少します。唾液分泌量は増加せず、服薬、口腔機能、脱水などの影響も受けて低下しやすくなります。筋量減少や内臓脂肪蓄積などにより、インスリン抵抗性は増大しやすくなります。
選択肢の確認
1.除脂肪量は、増加する。
誤り。高齢期は除脂肪量(筋肉量)が減少します。
2.筋たんぱく質の同化作用は、減弱する。
最も適当である。高齢期は筋たんぱく質の同化作用が減弱します。
3.肺活量は、増加する。
誤り。肺活量は減少します。
4.唾液分泌量は、増加する。
誤り。高齢期に唾液分泌量が増加することはありません。加齢に加え、服薬や脱水などの影響で口腔乾燥が起こりやすくなります。
5.インスリン抵抗性は、減弱する。
誤り。高齢期はインスリン抵抗性が増大します。
覚えるポイント
- 高齢期は筋たんぱく質の同化作用が減弱(サルコペニア)
- 除脂肪量・肺活量・唾液分泌は減少
- インスリン抵抗性は増大