37PM109|第37回 管理栄養士国家試験 過去問
K 市保健センターの管理栄養士である。生後4 ,5 か月児を持つ保護者を対象に、離乳食作りの不安を軽減するための教室を開催した。教室の評価と、評価の種類の組合せである。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
離乳食教室の評価内容と、評価の種類(経過・影響・結果・企画・形成的評価など)の組合せが正しいものを選ぶ問題です。
解説
プログラム評価は主に次のように分かれます。
企画評価は計画段階の評価、経過(プロセス)評価は参加状況や実施回数など実施過程の評価です。影響評価は知識・態度・行動・環境など比較的短期の変化、結果(アウトカム)評価は健康状態やQOLなど最終的な成果をみます。費用や予算と成果の関係は経済評価で扱います。形成的評価は、企画・実施の途中で内容の改善に役立てる評価です。
「離乳食で困った時に相談できる場所を知っている保護者が増加した」は、知識の増加という短期的な変化なので、影響評価に当たります。
選択肢の確認
1.関係部署との連携により、予算内で実施することができた。 ── 経過評価
最も適当とはいえない。予算内で実施できたかは、投入した費用を扱う経済評価の一部として捉えます。参加者数や実施回数などを確認する経過評価との組合せではありません。
2.離乳食作りに必要な器具を揃え始めた保護者が増加した。 ── 結果評価
最も適当とはいえない。行動面の短期的変化なので、影響評価に当たります。結果評価ではありません。
3.離乳食で困った時に相談できる場所を知っている保護者が増加した。 ── 影響評価
最も適当である。知識の増加という短期の変化で、影響評価に合致します。
4.育児不安を感じる保護者が減少した。 ── 形成的評価
最も適当とはいえない。不安の軽減という成果は結果評価に当たります。形成的評価ではありません。
5.教室参加者の80%が満足と回答した。 ── 企画評価
最も適当とはいえない。実施後の満足度は経過評価に当たります。企画評価ではありません。
覚えるポイント
- 影響評価は知識・態度・行動・環境などの短期的変化。
- 結果評価は健康状態やQOLなど最終的な成果。
- 経過評価は実施・運営状況、企画評価は計画段階の評価。