38AM23|第38回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第38回午前・問17〜42
疾患の治療に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
治療の分類(原因療法・対症療法・保存療法・根治療法)と、輸血・移植の基本を問う問題です。
解説
原因療法は病気の原因そのものを取り除く治療です。C型肝炎に対する抗ウイルス療法は、原因であるC型肝炎ウイルスを排除するので原因療法にあたります。
対症療法は症状を和らげる治療、保存療法は手術をせずに行う治療です。急性胆のう炎に対する胆のう摘出術は手術(外科的治療)であり保存療法ではありません。早期胃がんに対する手術療法は、がんそのものを取り除く根治的治療で対症療法ではありません。
交差適合試験(クロスマッチ)は輸血の前に実施します。生体腎移植はわが国で行われている治療です。
選択肢の確認
1.C 型肝炎に対する抗ウイルス療法は、原因療法である。
最も適当。原因であるウイルスを排除するため、原因療法にあたります。
2.急性胆のう炎に対する胆のう摘出術は、保存療法である。
誤り。胆のう摘出術は外科的治療(手術療法)であり、保存療法ではありません。
3.早期胃がんに対する手術療法は、対症療法である。
誤り。がんそのものを取り除く根治的な治療であり、対症療法ではありません。
4.輸血療法の後に、交差適合試験が実施される。
誤り。交差適合試験は輸血の前に実施します。
5.生体腎移植は、わが国では禁止されている。
誤り。生体腎移植はわが国で実施されています。
覚えるポイント
- 原因療法=原因を除く(C型肝炎の抗ウイルス療法など)
- 対症療法=症状の緩和、保存療法=手術をしない治療
- 交差適合試験は輸血の前に実施
- 生体腎移植はわが国で実施されている