38AM24第38回 管理栄養士国家試験 過去問

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第38回午前・問17〜42

糖尿病の合併症に関する記述である。誤っているのはどれか。1 つ選べ。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

糖尿病の合併症(急性・慢性、三大合併症、大血管障害)について、誤っている記述を選ぶ問題です。

解説

設問は「誤っているのはどれか」なので、記述として誤っているものが正答です。

糖尿病の急性合併症には糖尿病ケトアシドーシスと高浸透圧高血糖状態があります。慢性合併症には三大合併症(網膜症・腎症・神経障害)と大血管障害(心筋梗塞・脳梗塞など)があります。

糖尿病網膜症は初期には自覚症状がほとんどなく、進行して初めて視力低下や失明に至ります。したがって初期の自覚症状が失明という記述は誤りです。早期発見のため定期的な眼科検診が重要です。

腎症では浮腫やたんぱく尿がみられ、神経障害では起立性低血圧などの自律神経障害がみられます。急性心筋梗塞は大血管障害です。

選択肢の確認

1.高浸透圧高血糖状態は、急性合併症である。
記述としては正しい。高浸透圧高血糖状態は糖尿病の急性合併症です。

2.糖尿病網膜症の初期にみられる自覚症状は、失明である。
正答。記述としては誤り。初期には自覚症状がほとんどなく、進行して視力障害や失明に至ります。

3.浮腫は、腎症の症状である。
記述としては正しい。糖尿病腎症では浮腫がみられます。

4.起立性低血圧は、神経障害の症状である。
記述としては正しい。自律神経障害により起立性低血圧が生じます。

5.急性心筋梗塞は、大血管障害である。
記述としては正しい。急性心筋梗塞は糖尿病の大血管障害の1つです。

覚えるポイント

  • 急性合併症=糖尿病ケトアシドーシス・高浸透圧高血糖状態
  • 三大合併症=網膜症・腎症・神経障害
  • 網膜症は初期は無症状(定期眼科検診が重要)
  • 大血管障害=心筋梗塞・脳梗塞など

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