39PM171第39回 管理栄養士国家試験 過去問

応用力試験第39回午後・問171〜200

次の文を読み「171」、「172」、「173」に答えよ。 K 市保健センターに勤務する管理栄養士である。乳幼児相談において、男児(8か月、第一子)の母親からの相談に応じている。 母親は、授乳や離乳食の与え方が適切かどうか自信がなく、男児の発育の状態を心配している。夫は育児に協力的だが、昼間は母親と男児の2人でおり、引っ越してきたばかりで近所に知り合いはいない。 図1は、男児の出生時からの身長と体重の変化を、母親が母子健康手帳の乳児身体発育曲線の図に記録したものである。図から読み取った結果を踏まえた、母親への管理栄養士の発言として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 図1の発育記録 身長は、出生時約47.5 cmから、1か月約53 cm、2.5か月約57.5 cm、4か月約61.5 cm、6.5か月約66.5 cm、8か月約68.5 cmへ増加している。体重は、出生時約2.6 kgから、1か月約3.5 kg、2.5か月約4.9 kg、4か月約5.8 kg、6.5か月約6.8 kg、8か月約7.2 kgへ増加している。いずれも乳児身体発育曲線の帯の中で、曲線に沿って推移している。首すわり、寝返り、ひとりすわり、はいはいも月齢に沿って獲得している。

39PM171の問題画像
解答・解説を見る

正解: 4

正答

4

この問題のポイント

乳児身体発育曲線に記録された発育の記録を読み取り、母親への発言として最も適切なものを問う事例問題です。対象は生後8か月の男児、母親は発育を心配しています。

解説

乳児身体発育曲線では、身長・体重が発育曲線の帯(おおむね3〜97パーセンタイル)の中にあり、曲線に沿って増えていれば順調と判断します。
この男児は身長・体重ともに曲線に沿って増えており、順調な発育です。母親の不安を和らげる肯定的な発言が適切です。

図表で見るポイント。発育曲線の帯の中に入っているか、曲線に沿って増えているかを確認します。数値そのものより成長の流れを見ます。

選択肢の確認

1.身長、体重ともに成長に心配があります。
最も適切とはいえない。曲線に沿って順調に増えており、心配を強める発言は不適切です。
2.身長の伸びに心配があります。
最も適切とはいえない。身長も曲線に沿って伸びており、心配を要する所見ではありません。
3.身長に対して、体重が少ないようです。
最も適切とはいえない。身長と体重のバランスも保たれており、体重が少ないとはいえません。
4.身長、体重ともに順調に成長しています。
最も適切である。曲線に沿って順調に増えており、発育を心配している母親に安心を与える適切な発言です。

覚えるポイント

  • 発育は曲線の帯の中で曲線に沿っているかで判断。
  • 1点の数値より成長の流れを見る。
  • 順調なら不安を和らげる肯定的な声かけを。

関連問題

39PM17039PM172
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)