40AM37|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第40回午前・問17〜42
妊娠合併症に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
妊娠高血圧症候群と妊娠糖尿病の危険因子・診断・治療を問う問題です。
解説
妊娠高血圧症候群は妊娠中に高血圧が起こる状態で、初産、高齢妊娠、肥満、多胎、家族歴などがリスク因子です。
妊娠糖尿病(GDM)は妊娠中に初めて発見される軽い糖代謝異常で、原則としてインスリンで血糖を管理します。経口血糖降下薬は胎児への影響があり、通常は使いません。
「妊娠中に診断された明らかな糖尿病」は、妊娠糖尿病とは別に扱われます。妊娠糖尿病の中には含めません。
選択肢の確認
1.妊娠高血圧症候群では、初産はリスク因子である。
最も適当。初産は妊娠高血圧症候群のリスク因子です。
2.妊娠高血圧症候群では、胎児は巨大児であることが多い。
誤り。胎盤機能の低下により、胎児発育不全(低出生体重児)になりやすいです。
3.妊娠高血圧症候群では、尿たんぱく量に基づき重症度を判定する。
誤り。重症度は血圧の値や臓器障害の有無で判定します。尿たんぱく量では重症度を分類しません。
4.妊娠糖尿病には、妊娠中に診断された明らかな糖尿病が含まれる。
誤り。明らかな糖尿病は妊娠糖尿病とは区別され、含まれません。
5.妊娠糖尿病では、経口血糖降下薬を使用する。
誤り。原則としてインスリンで管理します。
覚えるポイント
- 初産・高齢・肥満・多胎は妊娠高血圧症候群のリスク因子
- 妊娠高血圧症候群では胎児発育不全になりやすい
- 妊娠糖尿病はインスリンで管理、明らかな糖尿病は別扱い