44AM53|第44回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
静止状態で酸素配管端末器の供給圧[kPa]を測定した。正常範囲にあるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、医療ガス配管設備の酸素配管端末器の供給圧が問われています。
酸素配管端末器では、供給圧はおよそ 0.4 MPa、つまり 400 kPa 前後に管理されます。
選択肢の中で正常範囲にある値は 420 kPa です。
解説
医療ガス配管設備では、酸素、空気、亜酸化窒素などの医療ガスを中央配管から各病室や手術室などへ供給します。
酸素配管端末器とは、壁面などに設置され、酸素流量計や人工呼吸器などを接続する部分です。ここで適切な圧力が得られないと、人工呼吸器、麻酔器、酸素流量計などの機器が正しく作動しないおそれがあります。
酸素配管の供給圧は、一般に約 400 kPa、すなわち 0.4 MPa 程度に調整されています。
この問題は「静止状態」で測定した供給圧を問うています。静止状態とは、ガスを流していない状態、または負荷をかけていない状態での圧力確認です。
選択肢を見ると、
180 kPa、240 kPa は明らかに低すぎます。
350 kPa は標準値の400 kPaより低く、正常範囲としては選びにくい値です。
420 kPa は400 kPa前後で、酸素配管端末器の正常な供給圧として適切です。
560 kPa は高すぎます。
したがって、正常範囲にあるのは 4.420 です。
ME機器管理での注意点
医療ガス配管では、圧力が低すぎると必要流量が得られず、人工呼吸器や麻酔器の動作に影響します。圧力が高すぎても機器や接続部に負担をかけるため、端末器の供給圧を適正範囲に保つことが重要です。
ひっかけポイント
医療ガスの圧力は MPa と kPa の単位変換で混乱しやすいです。0.4 MPa は 400 kPa です。選択肢では、400 kPaに近い値を選びます。
選択肢の確認
1.180
誤り。
180 kPa は酸素配管端末器の供給圧として低すぎます。必要な供給圧が得られず、接続した医療機器の動作や酸素供給に影響するおそれがあります。
2.240
誤り。
240 kPa も標準的な酸素配管供給圧より低い値です。酸素配管端末器の正常範囲にある値としては不適切です。
3.350
誤り。
350 kPa は400 kPa付近の標準的な供給圧より低めです。選択肢の中で正常範囲として最も適切なのは420 kPaです。
4.420
正しい。
420 kPa は、酸素配管端末器の供給圧として標準的な400 kPa前後に入る値です。したがって正常範囲にある値として適切です。
5.560
誤り。
560 kPa は酸素配管端末器の供給圧として高すぎます。過大な圧力は、接続機器や配管系への負荷、安全性の面で問題になります。
覚えるポイント
- 酸素配管端末器の供給圧は、およそ400 kPaです。
- 0.4 MPa = 400 kPaです。
- 420 kPa は正常範囲にある値として適切です。
- 180 kPa、240 kPa は低すぎます。
- 560 kPa は高すぎます。
- 医療ガス配管では、圧力、接続方式、ガス種の誤接続防止をセットで押さえます。